
山田 雅敏 /Masatoshi YAMADA
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博士(情報学)/Doctor of Philosophy in Informatics
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情報科学,認知科学,人工知能
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研究テーマ:
情報科学・人工知能の視座から,身体と言語との関連性の解明に研鑽しています.現在の主な研究テーマは,以下の通りです.-
スキルの熟達に伴う認知情報処理プロセスの解明
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課外活動:常葉大学女子バスケットボール部監督,公認スポーツ指導者,日本バスケットボール協会公認B級コーチ
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出身:大阪府池田市
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詳しい研究教育活動:https://researchmap.jp/masatoshi_yamada/
● 従来の研究・地域貢献
【身体スキルの熟達に伴う認知情報処理プロセスの解明】
技やスキルを教わっていて,「言っていることが分かり難いなぁ(*´Д`)」「この先生,どういう意味だろう(-_-)」と思ったことはありませんか?
一方で「この先生の教え方は分かり易い!」「上手く動けるようになった(^^)/」と感じたこともあるかと思います.ここで,技やスキルの知識を「身体知」と呼びますが,教科書に記載されているような知識(これを形式知と言います)とは違い,身体知は言葉にし難い情報となります.
そして昨今,情報科学や人工知能の分野で,身体知の情報を上手く伝える(=情報伝達)ための認知情報処理プロセスの解明が注目を浴びています.これらのシステムを明らかにすることで,コーチングのデザイン指針や遠隔指導の可能性,ロボットやエージェントなど人工知能への応用が期待できます.従来の研究成果として,ドイツ・サッカーチーム,ラグビー高校日本代表,女子バスケ部を対象に,疾走スキルの情報伝達について研究を行いました.
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【地域に関する情報発見】
全国の街には,魅力溢れる観光名所が数多くあります.しかし,その街の魅力は,決して名所だけではありません.あなたがその道を歩いて発見したコトもまた,街の新たな情報となります.
本研究では,情報技術を活用した地域貢献活動の一環として,京都大学と共同で焼津市や浜松市井伊谷の情報発見・配信を行いました.大学生がスマホを片手に街を歩きながら,お店に入ったり,美味しい地元の料理を食べたり,お寺に行ったりと…
地域貢献を兼ねた本研究成果は学会で発表された他,新聞などにも紹介されるなど地元メディアにも取り上げられました.

